就業規則の目的の3回目です。
就業規則を見せながら説明する院長は信頼されます。
就業規則は、労働時間、休日、有給休暇、休職と職場復帰、給与・昇給・賞与、退職金、育児休業など、従業員にとって関心のある労働条件を定めています。従業員の守るべき職場規律や、守れなかったときの懲戒なども定めています。ですから、歯科医院で生じる様々な問題は、就業規則の規定に照らせば、その多くは解決することができでしょう。
加えて、DHなどの従業員を採用したときに、就業規則を用いてオリエンテーション(新入社員教育)をやると、医院に対する信頼度は格段に向上します。最近の労働者は自分の権利を主張する傾向が強くなっていますから、今後ますます労働条件に関する質問が多くなるでしょう。
その都度、院長が就業規則を見せながら説明すれば、お互いの信頼関係が生まれ、人材が定着するおおきな力になります。
次回は、パートタイマーの就業規則について書きます。
0 件のコメント:
コメントを投稿